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『バーフバリ王の凱旋』 全編クライマックスの超濃厚家系インド映画!!!


新年、あけましておめでとうございま〜す!!!



ということで、四日から映画初めしてきました!
ここ一週間くらい、映画から離れて父の実家に帰っていたものですから、もう映画欲がうずうずしてしまって。しかもツイッターでは「この映画がやばい」とか、「2017年のベスト10はこれだ!」みたいなツイートで溢れかえっており、一年で一番と言っていいほど映画熱で溢れかえっている始末。おまけに一月三日には地上波初で『君の名は。』が放送されるという映画祭りっぷり。


昨日からずっと何を見ようか、どの時間で見ようかと悩んでおりました私。


中でも、全くノータッチでいたものの、ツイッターでその熱がすごすぎて帰ってくる車の中でもうそのことだけで頭がいっぱいになっしまったほどのこの作品。何が何やら得体がしてません。


そう、


今回見た作品は、『バーフバリ王の凱旋』です!





何だそれ???というあなた。私もそんな感じで見てきましたから、何もご存じない方は作品情報をお読みください。ちなみにこちら、全編があって『バーフバリ 伝説誕生』てなもんなのですが、こちら私見てません。それでも大丈夫なんだろうか、、、、?


作品情報

あらすじ

ある日、シヴドゥは自分が今や人々の語り草となっている伝説のヒーロー、バーフバリの息子だと知る。彼は父親の家臣カッタッパから父はある人物の裏切り行為により命を落とし、王座を追われたという話を聞く。かつて父バーフバリはカーラケーヤとの戦いに勝利し、国母シヴァガミから王位継承者として認められ……。


シネマトゥデイ


スタッフ、キャスト

監督 S・S・ラージャマウリ



プラバース asシヴドゥ/バーフバリ
アヌシュカ・シェッティ asデーヴァセーナ
ラーナー・ダッグバーティ asパラーラデーヴァ
ラムヤ・クリシュナ asシヴァガミ
ナーサル asビッジャラデーヴァ


予告編


いよいよ完結編!映画『バーフバリ 王の凱旋』予告編




ちなみに、前編の伝説誕生がこちら↓

「バーフバリ 伝説誕生」予告編



公式ホームページ




とうわけで、奇想天外インド映画、果たしてどんな異世界へ連れてってくれるのでしょうか!?早速(というには公開から時間経ちすぎてるけど、)見てきましたよ!!!
























感想

濃い男と濃い女が繰り広げる、濃いアクションに濃い音楽、濃いダンスに濃い演出果ては濃いストーリーに濃い血液ダラダラの、濃い濡場はないけど濃い殺戮シーン満載の、インド人はもちろん横浜家系ラーメンもびっくりな141分ノンストップ超濃厚インド映画でした‼‼




落ち着けお前。

というのはこれは僕に対しての言葉ではなくて、もちろん僕に対しても言えることですが(特に「家系ラーメン」のくだりとか)、この映画に対してのコメントであります。


いや〜この感想はめちゃくちゃになりそうでやばいな。なんか、やばいな。


何て言っても、もうめちゃくちゃなんですわ!!!!興奮しっぱなしなんです!!!
何がめちゃくちゃかと申しますと、まずはアクションでしょう!


「いや、これどうなってんの!?」「まあ理屈はわかるけどもそれはないでしょう!」「いや理屈もわかんねえよ!!!」「いやどうなってるかはわかるけどどうなってんのこれ!?」そんな言葉が5分に一回のレベルで出てくる、そんな映画であります!


例えば。


予告編にもあった、象と弓を射るシーン。これ言っときますけど冒頭ですからね!?冒頭の絵じゃあないでしょうよ!?



主人公のバーフバリ(父)が、暴れ出した象をなんかでかい兵器みたいなので一旦落ち着かせ、手をかざして自分にお辞儀をさせ、そうかと思ったらさっきとは一転心を通じさせて手懐けてその背中に乗っかって、しまいには象にでっかい弓を持たせ、自分はでっかい矢を持って、人と象との共同作業によって矢を射るという離れ業。


、、、、ってこりゃ何じゃあ!?!??!?!こんな映画は見たことがねえ!!!!!


と思わせる最初の10分(!)でしたね。この映画の象徴とも言えるインパクト!


それからはもうこんなシーンの連続ですよ。もう。5分に一回ビックアクションなノンストップさ。


人の矢に自分が放った矢をかすらして獲物からそらしたり、王女と一心同体になって矢を三本一緒に連射したり、牛に火をつけて暴走さえたり、その牛二頭に捕まってさらにその二頭の上に立ったり、その牛の力を使ってダムを決壊させて城の外にいる敵兵を一掃させたり、おじさんと一緒になって超絶コンビプレーしたり、ヤシの木で人を六人くらい一気にぶん投げたり、突然襲ってきた盗賊を串刺しにしまくったり、その串刺された藁人形見たいな物に何のためらいもなく火をつけたり、その藁人形を野っ原に倒して一面焼け野原にして一団を一斉に焼き殺したり、もう本当に序盤から最後までバーフバリと王女とおじさんと大活躍に人殺しまくります。ちなみにこれ序盤ですからね?




ラストにはでっかい斧を振り回すヤツがいたり、でっかい鎖鎌振り回すヤツがいたり、プロペラ付きの牛車を乗り回すヤツがいたり、石像を拳でぶっ壊したり、鎖を手に巻きつけてボッコボコにしたり、それなのに全然死ななかったり、でっかいきんきらきんの大仏みたいな巨像をぶっ壊したり、その巨像の頭が吹っ飛んできたり、吹っ飛んできた頭が建物ごとぶっ壊しちゃったり、、、、




そう!全然死なないの!基本的に名前が付いている人って全然死なないの!どんなにボッコボコにされても「痛ってぇ」つってまた起き上がって戦うからね!




まだまだいけるぞ!城内に登場した敵兵に一人で立ち向かう一騎当千の連続アクションあり、『300』なスローモーションアクションあり、俯瞰視点からの超大勢対大勢の団体戦あり、最後にはもちろん一対一の取っ組み合いあり、上からバーフバリが降ってきたり、バーフバリが駆け下りてきたり、とにかくめちゃくちゃ!




あとはもう、バーフバリを筆頭にいいもんの放った矢はとにかく命中しまくるし、槍とかもめっちゃ遠くまでぶっ飛ばせるし、剣を振ったら何でも一刀両断できちゃうし、盾は全然割れないし、鎧は貫かれないし燃えもしない。そう、バーフバリ、最強なのです。



それから、とことん癖の強い映像もアクションと合わせて押さえておきたいところ。


バーフバリの服が燃えたかと思ったら、その下にあるめっさかっこいい鎧が姿を表したり、ダムの決壊で人がボンボカ滝に放り投げられたり、さっきも言った巨像がすんげえ迫力だったり、でっかい象の石像がドンッってあったり、てかそもそもそれぞれのお城とか船とかがとんでもねえでかさだったり、てかこれは本当に一国だけの力で作ったのか?って思っちゃうでかさだったり、ピラミッドも顔負けの三角形だったり、てか国民何人いてそのうち何人兵士なん?っていうくらいの大群だったり、、、、



絵的な迫力がもう迫る迫る!!!これはもう途中から恐怖の域に達していましたよ僕なんか。夢に出てくるよ本当に。



これがインド映画か!!


とにかく興奮しっぱなしな映画だったわけですけども、何だか未知のものに触れたようなそんな変な感触もあるわけでして。これはまあ言ってみれば「カルチャーショック」の類なんじゃなかろうか、と見てから思った次第です。


思えば、インド映画ってそれだけで敬遠されがちなような気がしますし、実際僕はこれまで敬遠してきました。その実ボリウッドって言葉があるくらいにインドは映画が盛んな国なんですが、何だか日本では、というか自分的には受け入れられない壁みたいなものを感じていました。


それというのも、インド映画のイメージだと思うんですが、「とにかく踊る!!」というのが一般的なそれでしょう。


ところが今回見て見てどうだったのか。そりゃあもちろん踊るシーンもあったんですけど、そこまでくどいものではなくて。というか1シーンしかなかったし、踊るところ。ただまあお約束としてはあるんだな、と。でも本当に不自然で嫌になったりくどかったりは全然しなかったです。


とはいえ癖はまぁ強いっすね笑笑。あ、でもそれも含めて面白く感じられたわけですが!



日本よ、これがインド映画だ!!とアベンジャーズばりに主張してくるのがまず音楽でしょうね。映画館の音響さんが間違えてんじゃないかってくらいに主張の連続をしてくる民族音楽。その音量もまた主張してくるしてくる!!!これでもかってくらいに重低音を響かせて、そのインド独特のムードを醸し出しにかかる音楽にはさすがに驚愕しましたし、「こんなことして良いのね?こんなことしても良い国があるのね?」っていう感触。


それに加えて先ほどくどくど書きました通りのハチャメチャド派手アクションに、でかいだけで乗り切ってるかのような(失礼)美術にセット。


それから、おなじみのダンスも出てきます。でも何だろうこれはミュージカル映画のような雰囲気の感じられるものでした。恋い焦がれた人と結ばれる男女が、その恋の成就を喜び、神に感謝し、その美しい結婚相手に惚れ惚れし、たくましい肉体にうっとりする。そういう色々な歓喜の感情をダンスで表した、ってことなんだと思います。まあぶっちゃけ意味はよくわからんけど!笑



それから歌も多用されていて、これはびっくりしました。この映画だけなのか、それともインド映画はってことなのかわからないんですけど、強い感情とか盛り上がるムードとかをセリフとか動作とかいわゆる演劇的なところで見せないで、それこそミュージカルみたいに歌で表すんですね。それも実際に登場人物がそこで歌うとか踊るっていうのではなく、ただBGMとして流れるんです。直接歌うのではなくそういう方法をとってるのは、心の声で表す、心の声が歌になって観客に聞こえる、みたいなスタンスなのかな?と思いました。だから演劇的に演出で見せるよりは、まあ直接的にわかりますよね感情の動きとか。ここはわかりやすくて良いかなと思いましたけども。


何だけど、この歌も心の声的なそれもあれば、とにかくきましたよ見せ場!ここ見せ場ですよ!!!みたいなものもたくさんあって。


特になんども出てくるシヴァ神を讃える歌。最初も最後も見せ場には懲りもせずなんどもなんども出てくるその歌がもうお祭りの祭囃子そのものでして!ていうか本当に「シヴァ神」とかいうんだな〜と思いましたね。これもカルチャーショック何でしょうけど。日本の映画でないでしょ?「天照大神〜〜!!!」とか笑


でもってこの歌の音量がもうでかい!wでかいの本当にもう!wwwわかったから!シヴァ神わかったから!!!そんなに繰り返さないで!!!


とかいつつ、流れ出したら「出てきた出てきた😎」ってにゃんごスターみたいな気持ちで待ってる自分もいるんですよね。。。


バーフバリの見せ場でドドドン!と重低音のドラムがなって、何十人のコーラスで録音してんだろう?っていうこの曲が流れて、もう気分は最高潮!!!キタァァァァァァァァ!!!てなもんですよ。


それはまるでお祭りのよう。そう、これは(というか、もしかしたらインド映画ってものが、)お祭り映画なのではないか!!!


全編通じてこのお祭り騒ぎが続くんです。141分。その映画体験と言ったらもう!!


これがインド映画だ!!!とバーフバリがドヤ顔して言ってるみたいです。



しかし長え、、、


とはいえですよ。想像してください。横浜家系ラーメンを油濃いめ背脂多め麺太めで頼んで、それが特盛りで、しかもずっとその濃厚さを持続させたさまを。しかも「自慢のスープも飲んで見てください😁」とか言われちゃってスープまで飲み干す勢いですよ。


それはもう胃袋の中がどろっどろになってダウンですよね。家系ラーメンのスープ飲んだりしたら最後、もうその日は普段通りの体調ではいられないし。




て感じで、濃厚なシーンの連続が2時間半近くも続きゃあそりゃあ舌がバカになるってもんですよw


というわけで、この映画上映時間141分の長丁場には向かないと思うんですよね。ていうか141分て普通の映画でも長〜い方でしょ!ノーランとかの尺感覚だよ!?


しかもストーリーはといえば、お家騒動をめぐる戦争というだけで大した起伏もないっちゃあないし、何より141分になるようなもんじゃないんですね。端折れるところはめっちゃあって、超回り道な展開とスローモーションと過剰演出多様による尺の延長に過ぎないんすよ。しかもすんげえど迫力シーンが連続し過ぎて、現状位置が確認できないほどにもうクライマックスがどこかわからない!笑




、、、、、いや、だからこれはつまんねえとかって言ってんじゃないですよ。そこは勘違いしないで!何が言いたいかというと、そんくらいの覚悟と準備をしてきてくださいね!!!ってこと!


例えば、お水をちゃんと準備していくとか見る前に携帯は電源を切っとくとか、、笑なんの話だこりゃ、、、笑


とにかく!この映画を時間を気にしながら「まだおわんねえのかよ〜」とかって思いながら見るのは勿体無い!!ちゃんと見ればどこもアクション映画のクライマックスシーンの連続みたいなもんで、下手な邦画アクション(ジ○ジ○とかハ◯レンとか、、、)を100本分まとめたみたいなもんなんです!!!それくらいの迫力があるんです!!!


だからもう一回だけ言っときますね!それなりの覚悟と準備をして臨んで欲しいんです!満を辞してバーフバリして欲しいんです!!!


最後に

これが2018年の最初の映画ともなると、もうこれ以上のアクションものがあるかどうか怪しいですね。とりあえず今週末見る予定の『キングスマン:ゴールデンサークル』が霞むことが見えてきて悲しい。


というくらいの、インパクトしかないようなインパクトのあるシーンだけ考えれるだけ考えて作ったみたいな圧倒的な映画体験を是非是非映画館でして欲しいと思います!!!この音響をうちでやったって微妙だろうし、間違いなく映画館で流してる音量が正しい音量だと思って調整できるセンスの持ち主はいないと思われる、、、


そうだそうだ、最初にも言ったけど、全編である『バーフバリ 伝説誕生』は見てなくてもだいたいだ丈夫でした。最初に全編の復習もがっつりあって親切です。


これで2018年始まった人には、きっと何かスペシャルなことがある!なんか、きっと、いいことあるよ!!!


そんな一本でした。今年もいいことありますように。





最後まで読んでいただきありがとうございました!!!



1月4日