『監獄のお姫様』 第5話 動画付きあらすじ感想 視聴率は!?

ドラマレビュー第5弾!


今回は、『監獄のお姫様』です!!!


毎週火曜10時からTBS系列で放送中ですね。今回は第5話のレビューです!





ちなみにTBSでいうと『陸王』と『コウノドリ』もレビューしました。よければこちらも。


まずは作品情報から。


作品情報

ここまでのあらすじ

2017年のクリスマス・イヴ、「イケメン社長」として名を知られるEDOミルク(旧・江戸川乳業)社長の板橋吾郎は、テレビ番組出演中に息子の勇介が誘拐されたことを知る。この誘拐は馬場カヨ・大門洋子・勝田千夏・足立明美・若井ふたばら数名の女たちが数年にわたり計画したものだが、実行に際してはトラブルが散発し混乱していた。事件を通報せず身代金集めに走る吾郎だがその金策相手も千夏ら犯行グループで、罠にかかった吾郎は彼女らに拘束され、引き換えに勇介は解放される。彼女たちの目的は金ではなく、6年前に吾郎の婚約者だった江戸川乳業の社長令嬢・江戸川しのぶが恋敵の横山ユキを殺害したとされる事件の真犯人が、吾郎自身であると告白させることだった。

                            (引用)

と言うことで、社長を誘拐監禁し、事件の真相を問いただす「現在」パートと、女囚たちと刑務官が冤罪で逮捕された姫と交流し、事件の真相を知って行く様を追った「過去」パートから成り立っています。


前回までは、冤罪で逮捕された「姫」こと江戸川しのぶが妊娠していることが発覚し、出産に向かうまでが描かれていました。


てな事情は以下をどうぞ笑



[新ドラマ] 脚本・宮藤官九郎 火曜ドラマ『監獄のお姫さま』10/17(火)スタート! 撮りたてホヤホヤ映像入り60秒最新スポット!!【TBS】




スタッフ、キャスト

<スタッフ>


脚本 : 宮藤官九郎



プロデューサー : 金子文紀、宮﨑真佐子

演出 : 金子文紀
(『逃げるは恥だが役に立つ』『あなたのことはそれほど』『木更津キャッツアイ』)
福田亮介
坪井敏雄
渡瀬暁彦

音楽 : ワンミュージック


主題歌 : 安室奈美恵 「Showtime」(Dimension Point)


この主題歌もカッコよくて、アップテンポで明るくてファンキーで、このドラマにめっちゃあってると思います!PVもドラマとコラボしてるみたいなので、ぜひこちらも!



TBS系 火曜ドラマ「監獄のお姫さま」 × 安室奈美恵「Showtime」MV コラボレーション・ビデオ







<キャスト>


・ばば カヨ … 小泉今日子
 元銀行員のキャリアウーマン。会社の同僚だった夫と結婚15年目、一人息子がいる。浮気した夫を発作的に刺し、傷害罪で服役。自分にだけあだ名がないことを不満に思っている。口癖は「冷静に」。

綺麗。


この方に関してはこっちでもちょこ〜〜〜〜っとだけ出てましたね💦


・若井ふたば … 満島ひかり
 通称:先生。「自立と再生の女子刑務所」刑務官。職業訓練の教育も兼ねた、女囚たちの教育係でもある。犯罪、中でも再犯を憎む鬼刑務官。明晰な頭脳と迅速な実行力を持つ。

可愛い。


・江戸川しのぶ … 夏帆
 通称:姫。大手乳製品メーカー・江戸川乳業社長令嬢。当時の副社長・板橋吾郎から交際を申し込まれ、婚前旅行をするまでの仲に。だが、その旅行の最中、吾郎の恋人を殺した容疑で逮捕、懲役12年の刑に服す。事件当時、繰り返し流された映像から“爆笑ヨーグルト姫”と呼ばれている。

可愛い。


・大門 洋子 … 坂井真紀
 通称:女優。ある若手俳優にハマりすぎて追っかける金が足りなくなり、横領や詐欺に手を染め服役。

どんまい。


・足立 明美 … 森下愛子
 通称:姐御。元指定暴力団組長夫人。夫を助けるため、夫の罪を被り自ら出頭。違法薬物不法所持で服役。

マコトのお母ちゃん。


・勝田 千夏 … 菅野美穂
 通称:財テク。財テクで有名なカリスマ経済アナリスト。数億円の資産隠しと脱税、さらにインサイダー取引で実刑判決を受ける。しかしこれに懲りず、刑務所内での出来事をフェイスブックやメルマガで配信。年間数億円を稼ぎ、「カリスマ女囚」と呼ばれる。

綺麗。ちなみに旦那さんの堺雅人さんといるところを渋谷ですれ違ったことあります!



・長谷川 信彦 … 塚本高史
 観察力に優れた優秀な検事。「爆笑ヨーグルト姫」事件に興味を持つ。ガールズバー好き。

トゥース!


・板橋 吾郎… 伊勢谷友介
 EDOミルク(旧江戸川乳業)社長。若くてギラギラしたやり手のイケメン。恋人がいたが、次期社長の座を確かなものにするため、しのぶに近づき結婚を申し込む。一方、邪魔になった恋人を殺害、しのぶに濡れ衣を着せる。

カックイイ!!!!モリモトは実は伊勢谷友介を激推しでもあります!!!


ここまでの視聴率


ここまでの視聴率、見て見ましょうドンッ!


第1話 9.6
第2話 9.6
第3話 6.5
第4話 7.8 



ん〜〜〜〜厳しい!笑
そこまで悪くはないけどよくもない、、、
せめて10%代入って欲しい!


ていうか、個人的には今期で面白さで言えばナンバーワンなんですが!!!
なんでそこまで視聴率伸びないのか、、、


みなさん見て!!!!笑








では第5話感想、行って見ましょう!!!!




























<第5話あらすじ>

板橋吾郎 (伊勢谷友介) が行方不明になってから3時間が経過しようとしていた。そんな中、弁護士が動画サイトで吾郎の姿を発見する。それは、カヨ (小泉今日子) たちが “爆笑ヨーグルト姫事件” の裁判やり直しを要求するため、吾郎に文面を読ませたものだった。再審の難しさを訴える検事の 長谷川 (塚本高史) に 若井 (満島ひかり) は食って掛かる。


いっぽう2012年・女子刑務所では…

若井から、しのぶ (夏帆) の出産と 悠里 (猫背椿) の仮釈放決定の知らせを受け、カヨたちは喜びと寂しさを同時に味わっていた。

そんな中、美容資格取得のガイダンスが行われる。カヨは受刑期間が長いので可能だったが、受刑期間が短く受講を諦めた 洋子 (坂井真紀) と 明美 (森下愛子) は、しのぶの子供のため、ベビーシッターに興味をもつ。

また、担当は唯一美容免許を持つ若井が美容担当を兼務することに。カヨは、そこで若井が美容師の資格を取得したいきさつを知る。


そして、ついに刑務所に赤ちゃん (勇介) を連れたしのぶが戻ってくる。

所内で子育て、今までにないケースに迷う 護摩所長 (池田成志) …。

おばさんたちはしのぶと勇介を守れるのか… !?


獄中育児は期限付き!? おばさんたちは姫と勇介を守れるのか!! 11/14(火)『監獄のお姫さま』#5【TBS】



馬場かよたちが社長を誘拐監禁した理由は、冤罪で捕まった姫こと江戸川しのぶの再審を要求するためで、そのために社長に罪を認めさせようとしていたのでした。


まずは冒頭。
前回出たエピソードから、社長である板橋が、今の妻との子供として育てていた勇介が本当は獄中にいた姫の子供だったと言うことを認めました。まずは第一関門突破といわけです。


ちょっとずつこの社長の化けの皮が剥がれていきますね〜。



過去パートでは、しのぶが出産を終えて帰ってくるところから始まります。


が、それまで女囚仲間だったシャブ厨が仮釈放される。これが入れ違いなんですよね、姫が帰ってくるのと。シャブ厨も、急に仮釈放が言い渡されて、仲間にさよならも言えない。


このくだりかわいそうでしたね。シャバで連絡を取らないように、獄中での仲間にはいつ釈放されるかを言わない。そして一人さって行くシャブ厨。無理に笑顔を作って刑務所をさる姿は、かなり切なかったです。。。


可能であれば、現代パートにも出てきてほしいな!





この仮釈放の件にしてもそうだし、今回で言えば馬場かよの元旦那が面会で行った言葉「ここ刑務所だよ!?」とか、それ以外にもこれまでなんども、こう言う切なさって出てきたと思います。それまでのおちゃらけたムードの一方で、「ここにいる人は、何か罪を犯したから、ここにいるんだ」と言う現実を突きつけられるシーンってなんどもありました。


刑務所にいるからこそ、楽しいおばさんたちのおしゃべりが満載で面白いところがこのドラマの特徴でもあるんですけど、その一方で、「刑務所にいる」と言う事実が女囚や刑務官に重たく切なくのしかかることもいっぱいある。


このバランスっていうか、楽しいだけじゃなくて悲しいこともあるし罪を背負う、という問題も描かれつつ、それでもやっぱり女囚のおしゃべりに励まされたりするのがこの作品のいいところだと思います。




さてさて、姫はその子供の勇介くんを連れて刑務所に帰ってきました。ここで、勇介くんを今後どうするか、という問題がでてきます。通例では施設に預ける場合がほとんどですが、姫はそうはせずに、この刑務所の中で育てたいと言います。それを聞いた刑務官の若井は、最初ごねてたのに(この時に言う、「休みとりたいわ〜。休みとってジェラート食べたいわ〜」と言うセリフがなぜか離れないです、、、)、全国のモデルケースにもなる、と言う名目で所長を説得し、刑務所内で育児が始まることになります。


狙いは的中し、刑務所の中で勇介は元気に育ち、一方で女囚たちもその結束を固めていきます。こうして今の一致団結した「チーム」になって行ったんだな、となんかほのぼのしちゃいました笑


また、最初は仕事として、冷徹な刑務官だった若井も、なんだろうここ何回かで急速に女囚たちに近づいてきたと言うか、そのチームの中に参加しつつあるような気がします。


しかし!


「刑務所の中で子供を育てられるのは1年半まで」、と言う規則が存在しました。そんな規則があるんですね〜初しり。

年を越し、ついにもうすぐリミットの1年半になろうとしています。


しのぶは、このままでは事件の黒幕である板橋に勇介が渡ってしまう、と考え、母を呼び寄せて「この子は絶対に板橋のところには渡さないで!」ときつくいい聞かせて、母の元に預けることにします。


これもねえ〜、、、いやわかるんですよ、振りだって、、、
でもさあ〜なんでかなあ〜なんでそうなっちゃうんだろう〜、、、、、




ところで、現代パートではここで「勇介クイズ」が行われていました。
第3問は、「勇介が刑務所から出ていくとき、最後に行った言葉はなんでしょう?」です。




期限の1年半が過ぎて、しのぶの母が勇介を迎えにきます。
号泣する勇介。それをなだめるしのぶと馬場かよ、財テク(菅野美穂)。


なんとかしのぶ母が勇介を引き取って、車に戻っていく。感動の別れ。刑務官も一緒になって、勇介を見送ります。


そして。


しのぶ母が小さく言います。「ごめんなさいね。」


やめてやめてやめて〜〜〜〜って私心の中で叫びましたよ。”あいつ”出てくんなよ!!!と。


しかし。


黒塗りの高級車っぽい車から、男が一人、出てきます。高身長で、彫りの深い顔。


そして、器用に片方だけ上がった口角。


板橋吾郎がそこにいました。不敵な笑みを浮かべて。得意そうに、すべてうまく行った、とでも言いたげに。


勇介は、しのぶがそれだけはやめてくれ、と涙ながらに訴えたにもかかわらず、見事に板橋吾郎の元に行ってしまいました。


勇介は泣いています。「ママ〜〜〜😭😭😭」と言って泣いています。号泣です。


そう、「勇介クイズ」の答えは、「ママ』でした。


ってなんて悲しいの!!!!!


そしていやなんで騙されちゃうのしのぶ母!!!!なんであんた自分の娘のこと信じられないの!!!!何してんの!!!!


またこの板橋吾郎という男が。野心でできたような風貌をしている。
日本中の人たちがこの男のことを嫌ってますよ今。でもそういう奴に限って外面だけはいいんだよな〜。


というわけで、今回はここまで。次回こっから始まると思うとゾッとしますね。姫が一体どうなっちゃうのか。。。ただでさえ繊細なのに、、、




にしてもこの板橋吾郎という男、回を追うごとに嫌いになっていきますね笑
外面だけはよくって、なんならサンジャポとかにも出ちゃってるし笑
なんでも手に入れようとする、誰を傷つけてもなんとも思わない。そういう奴が出世する世の中なんですよこの世は。それに対して善良な市民は何もできない。ただ食われるだけか。。。


ていう誰しも感じたことのある劣等感を、このおばちゃん達が吹っ飛ばしてくれるのでしょうか?笑




このドラマよく、「女が男を懲らしめる」ドラマみたいな書き方されてる気がするけど、他の見方もできるのではないでしょうか?


確かにそう見えるところはあるし、そういう作りもしているとは思う。なんたって女囚達の回想シーンで出てくる嫌な男はこの板橋吾郎になっているし。ていうことは、この板橋吾郎=男の嫌なところ、って見方もできるわけで。


でも僕は、「正義vs不条理」みたいなところもあると思うんですよ。この刑務所で仲間になった女囚さん達は、みんな道理が通っていない理由で収監されている。「確かに私が悪くないとは言えないかもしれないけど、でもそれって私だけが悪いの!?」というのがまさに馬場かよでした。


それ以外にも、「私だけが悪いわけじゃない!」みたいな人とか、姫や姉御のように、騙されて罪を被った人までいます。


そしてそういう役回りをするのが大体女だ、っていう論理があって。だから「女vs男」みたいな構図に捉えることもできるかもしれない。


ただ女囚側に肩入れして応援している人って女だけじゃないはずだと思うんですよ。男だって、板橋吾郎みたいな自分の今年か考えられない「エセサンタクロース」に憎悪しているはずだし(私とかね😎)!ていうかそもそもこのドラマ書いてるのクドカンだし!男だし!


だからモリモト的にはこのドラマ、ジェンダー論にしてほしくはないのです!


ていう意味で、「正義vs不条理」を今後どう展開して、この不条理な「エセサンタクロース」こと板橋吾郎をやっつけてくれるのか、たいっへん楽しみにしているわけであります!!!!




僕の大好きなクドカンが今期もやってくれてます!
次週も楽しみです!!!




最後まで読んでくれてありがとうございました!!!





奪われた親権!? 姫を笑わせたい…おばさんたちの決意!! 11/21(火)『監獄のお姫さま』#6【TBS】