【感想】『となりの怪物くん』 楽しかったよ!って人は見ないでください。僕のことが嫌いになります。

今日見てきたのは、


『となりの怪物くん』


です!!!!








はじめに


菅田ぁ!!!



将暉がぁぁぁ!!!!!



来たぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!





はい。と言うことで、「怒鳴らせたら日本1」と勝手に言っております菅田将暉さんの最新作が到着いたしましたぁぁぁ!


私が彼にハマったのはつい去年の年末のこと。なんとなく授業をサボって見て見た『あゝ、荒野ー前編ー』での演技に「こんなにエネルギッシュな役者さんいるか?」となった次第であります。この前やっていた『帝一の國』でも相当なカロリーを消費しての演技をしていたと思われます笑。僕はきっとエネルギッシュな演技が好きなんです!はい。


と言うことで、菅田将暉の怒鳴り顔を3枚並べて見ました。すごいですね。顎はずれてないか心配ですね。


一枚目が『何者』での冒頭の歌唱シーン。このころはまだ歌手なんてやってないのですが、めっちゃ歌うまい!!
二枚目が銀魂での新八「銀さあああああああん!!!」のシーン。銀魂の第二弾も楽しみにしております!
三枚目が先ほどの『あゝ、荒野』後編での吠え顔です。この時のシーンが全怒鳴り顔の中で一番かと思われます!


てな訳で、個人的には割と期待値高め!他にも山田裕貴さん土屋太鳳さんなどなど、豪華で好きな役者さんがたくさん揃った今作『となりの怪物くん』、どのようになっているのでしょうか?早速行って見ましょう!!!





作品紹介

あらすじをこれから書いておきますね。

行動予測不能な超問題児で“怪物”と呼ばれる春(菅田将暉)と、ガリ勉&冷血の雫(土屋太鳳)は、二人とも恋人はおろか、友達もいない。二人は高校1年生の4月、雫がとなりの席で不登校の春の家に嫌々プリントを届けに行ったことがきっかけで出会う。

それ以来、春は雫を勝手に“初めての友達”に認定し、さらに唐突に「シズクが好き」と告白。仕事で家にいない母親に認められるために、幼い頃から勉強だけを信じてきた雫にとって、友達や恋人などはただの邪魔な存在でしかなく、はじめは無関心だったが、やがて春の本当の人柄に触れ、次第に心惹かれていく。そして春と雫の周りには、夏目(池田エライザ)、大島(浜辺美波)、ササヤン(佐野岳)ら、いつしか個性豊かな友達が増えていった。初めての友情、初めての恋愛。そして、春のライバル・ヤマケン(山田裕貴)の登場により、初めての三角関係も巻き起こり、二人の世界が変わっていく。それは春と雫にとって、初めて“みんな”で過ごす時間だった。

そんなある日、春の兄・優山(古川雄輝)が春のもとに現れたことがきっかけで、春は絶縁状態だった父親の元へ突如連れ戻されることになり、雫の前からも姿を消してしまう。

なぜ、春は“怪物”になったのか?

そしてその真実が明らかになったとき、春と雫の恋の行方は −−−?

                    (公式ホームページより)



キャスト


菅田将暉


土屋太鳳


古川雄輝・速水もこみち・山田裕貴


池田エライザ


浜辺美波
佐野岳
佐野史郎



スタッフ


監督:月川翔
↑『君の膵臓を食べたい』で一躍有名監督になりました監督です。


脚本:金子ありさ


音楽:林ゆうき



予告編!!!!!!!


菅田将暉×土屋太鳳『となりの怪物くん』予告編


あとで言いますけどね、この予告編が最高にいいんです!!!本当に!!!



公式ホームページ




そいでは、感想いって見ましょっ!!!








チグハグな脚本、既視感のある「青春」の連続。菅田将暉も他の俳優も、本当ならもっとできたぞ!!!





みなさん、お気づきだろうか。
この上にある、『作品紹介』がちょっとずつおかしいことに。。。





や〜そうか。うん。まあ行きましょう。いいところもありました。ありましたが、それにしても、開始30分くらいで、「ちょっとないかもなこれ」と思いました。正直。最後の方は、猛烈な尿意を催していたこともあって(映画に集中しろ)残り時間を確認したくなるほど。


とりあえず先に残念ポイントを挙げていこうと思います…



残念ポイント1:チグハグな脚本


とりあえずここなんですよ!「あれ?こことここ繋がってなくない?」とか、「いや見ればわかるわ」とか色々ありました。


・まずですね、ナレーションが本当に多い。全部言ってくれる。今作でのナレーションは主人公である雫ちゃん(演じるは土屋太鳳さん)なんですけども、彼女の感情や考えてること、彼女の周りで起こったことを全部彼女の心の声が言ってくれると言う展開になっておりまして。そこまで言わなくていいのに…と言う感じ。


の割に、「え、こいつとこいつは付き合ってなかったの?」とかいう事態がラストあたりありまして。絵で説明すると大事なところが漏れてしまって、、


「私は友達よりも勉強が大事。」とか、「そうか、あの時も…」とか。それは映像を見てればわかることだし、何より映像を見てわかるようにしないとでしょう。しかも、勉強が大事とか言う割に勉強してるイメージがそこまで出てこないし、言葉で説明してしまうので逆にそのことに対する印象が薄れてしまう。もっと印象的な映像を見せてそのキャラクターなり出来事を説明するべきだったのではないでしょうか。


そう、『作品紹介』の中の、「あらすじをこれから書いておきますね。」という小見出しのように(ドヤァ)!!!


この小見出しも、「あらすじ」とだけ書いておけばいいし、まあ後の文章を見ればあらすじ書いてあんな、ってわかるんですが、ご丁寧に最後の最後まで丁寧語で説明してくれる。これが今作のナレーションの使い方でした。



・シーンとシーンがぶつ切り。
この映画、基本的に誰かと誰かが喋って急に別のシーンになって、また誰かと誰かが、、、という流れなんですね。だからシーンとシーンで見ている人が感情をリセットしないといけないんです。それまでのつながり、みたいなものを全く断ち切った状態でまた一からシーンを見始めないといけない。そこがちょっと辛かったです。


DVD見てる時のチャプターってありますよね。そのチャプターがしっかりと分かれているような感覚になりました。「はいここでチャプター変わった〜〜!!」と言えちゃうようなシーンの飛び方です。


それというのも、季節やイベントごとでプツリプツリとシーンを切っているからなんですね。バレンタインになったらバレンタインの章。夏休みになったら夏休みの章、というように、章ごとに話をしているような感じ。だけど内容は繋がっているという。時間を飛ばしたいんならそれだけの話をしっかり完結させれば良いし、そうでないなら無理して何年分もの話をする必要はないのではないかと思います。


そして、そのぶつ切りなシーンの飛び方によって、登場人物の感情の変化が読みづらくて、急に好きになったり、急にヤキモチ焼いたり、急に嫌いになったりします。それでいて急に戻ってきたりするから、「お前なんなんだよ!」と笑。


『ちはやふるー結びー』という映画がありましてですね。これがもう、さっきの話でいくと、チャプターが三つくらいしかないんですよ(この作品は多分30個くらい)。それくらいシーンとシーンが繋がっているし、登場人物の変化が見やすくわかりやすいし胸に刺さる。


漫画原作実写でこれまでできるか!と思った(特に原作を読んだらその編集能力の高さに驚きました!)作品もあるので、ちょっと苦しかった。。。。





・雫ちゃんと春くん(菅田将暉)が通っている学校なんですが、これがこの写真です。

よく見るとわかるんですが、とんでもなくド派手な校舎なんですね。もうお城かってくらい。ロミオとジュリエットに出てきそうな装飾がなされた門とか、煉瓦造りの校舎とか。校舎内もツルツルピカピカで、極め付けはグラウンドがどでかい!!グラウンドまでの階段がバカ長い!


というとんでも校舎なんですが、それについての言及は一切なし。ていうか、なんか聞いてる感じ普通の学校らしいんです。それも頭がいい学校でもないし、お金持ちの学校でもないらしく、かと言ってヤンキーが出てくるわけでもない。


なんだけど、春は天才級に頭が良かったり、校舎がこんなんだし、暴力事件は起きるしでなんだか特徴がない学校にしてはいろんなミラクルが起きてる気がします。設定がちょっと飲み込めなかったです。



それからここはちょっとしたところなんですけど、劇中一葉の写真が出てくるんですね。それは雫ちゃんと春の仲間たちと撮った、夏の思い出のいちまいでした。それを撮ってる時の春くんはすげえ爆笑してるんですね。イメージでいうと「鬼ちゃん」の菅田将暉です。ですが!それが現像されるとなんと!菅田将暉薄笑い!歌手活動のアー写か何かのような表情に様変わりしていました。ホラーです。しかもこの写真は、雫と春の青春を象徴する大事な一枚なんです。その小道具がこんな形になってしまっていて非常に気持ち悪かったです。




残念ポイント2:キャラクターの描写がうっすい。


ポスター見ただけでわかるんですけど、登場人物が割と多いです。群像劇と言えるくらいにはいます。だけど、その一人一人の描写がことごとく薄くって、「この人のバックボーンはなんなの?」となったり「あれ?この人の話って解決したの?してないの?」とか、最終的には「この人何もなかったけどなんか話終わってるやん…」という人までいます。あとおんなじキャラの人が三人います。


・キャラ被り問題
チャラくてもてそうで爽やか系の高身長男子、というF4みたいな男が三人出てきます。僕は原作見てないので、完全に同じキャラに見えてしまいました。
山田裕貴、古川雄輝、速水もこみち、この三人です。


特に山田裕貴演じる山口賢二は、春との付き合いが長かったり、なぜか春の父親とも関係があるような人で、その上春の恋敵にもなるという絶対に濃いキャラなのに、「なんだかお金持ちらしくてイケメンなんだな〜〜〜」というくらいしか印象に残りませんでした。せめて彼のバックボーンとか、モテるチャラ男キャラという描写を入れてみるとか、そうではないなら人知れず純情な面を見せてくれるとかしてほしかったな〜。山田裕貴がチャラそうで一途な恋敵ってもう『ストロボエッジ』じゃナイスか!!山田裕貴くんも好きなんだよな〜〜〜。もっと見せ場ほしかったな〜〜〜〜。


それから何かと口を挟んでくる速水もこみちはなんなんでしょう。大河ドラマに出ていたとは思えません。サングラスがうざい。


古川雄輝さんはほとんど初めましてな俳優さんなんですが、「爽やかです。」て顔にかいてありますね。でもそれ以外の面が見えなくて物足りなさ。弟思いの兄ってところを見せてくれるとか、そうでないなら冷徹な男っていう風に見せてほしいところでした。


・主要キャラも薄い。。。
主人公である雫と春も、この設定だしたんならもっと掘れよ!ってところが多々。


まず雫に関しては、「勉強が大事」っていう割にそこまで勉強してない感じがするし、そんなセリフを出す割にすっと友達を作っていたり。予告編を見る限り、「孤独だった少女と少年が、仲間を手にし、恋をする」ていう流れだと思ったし実際その通りなんですが、二人とも最初から割と孤独じゃないじゃん?ていう。少なくとも友達はいなくても孤独とか寂しさとか、それが埋められた喜びとか、もっと描きようがあったろうと。


それから雫ちゃんでいうと、お母さんが全然うちに帰ってこないていう設定なんですが、そのお母さんとの関係性も最終的に埋まったのかどうかわからない感じだし、何と言っても最後までお母さんが出てこない!!そんなことあるか!!!この設定も取ってつけた感じだし、劇中でする電話である一言を言わせたかったために持ってきた設定なのかな〜て感じがしました。そしてシーンが変わりその設定はなかったことに。


春の方も、親父がなんか有名な政治家かなんかみたいなんですが、その正体もよくわかりませんでした。演じているのは佐野史郎なのに。。。そのお父さんの大物描写も記号的でしかないしな〜。


その親子の件だって結局解消されたのかなんなのか。よくわからないうちから春はどっか外国に行っちゃうし。


あと春のキャラクターです。行動が読めなくて粗雑で…みたいなことまではわかるんですが、普通にコミュニケーション取れるし、いいやつだし。と思ったら急に天才で名家の出身ていう神設定が降ってきて、もうなんでもありじゃんと。しかもその春が急に外国に行って研究とかしちゃって、しっかり社会進出もしてるじゃんと。途中から怪物くんではなくなっていて、エネルギッシュさもそこまでなく…


・浜辺美波問題
「委員長」と呼ばれ、クラスメイトから雑用を押し付けられる大島さん。を演じるのが浜辺美波さん。『君スイ』で一躍有名になりましたね。たぶん監督はこのこを使いたかったのでしょう。次の『センセイ君主』でも出てくるらしいです。


文化祭でちょっと話しただけですぐに春のことを好きになってしまった大島さん。バレンタインデーにチョコを渡そうとしますが、春が雫を好きなことを知って即座に諦めてしまいます。


で、終わり。


次にちゃんと発見するのはエンドロール中の映像だったかと思います。しかもいつのまにか「みんな」の一因になっていて、なんお儀式もなく仲間に迎え入れられていて、、、。彼女の成長とかそういうのはどこに行ってしまったのでしょう?引っ込み思案で自己主張できない彼女でしたが、何も変わることがなく自己主張できないまま大人になってしまって、「結局あの子必要だったか?」と。しかもこんだけ書かなきゃいけないキャラクターがたくさんいて、これ以上恋愛をこじらせたらもうこじらせたまま尺が終わってしまうぞ!と。苦肉の策でカットすればもっとスッキリしたと思うんだけどな〜。



・池田エライザ問題
もこみちが好きになってしまうエライザ演じる夏目さん。バーベキュー中に頭ぽんぽんされたら惚れてしまうのだからちょろいもんです。もこみちに告白しますが、あっさり振られてしまう。。。


で、終わり。


ナンジャコリャ!?でしかもひとしきり愚痴ったかと思ったら割とスッキリしたような顔になって、でもそのあともこみちとちょっと絡んだらまた泣き出したりして、でそれもどこかで回収されんのかとおもたら何もなく。彼女もまた脚本に振り回されるだけ振り回されて忘れられてしまったかわいそうな女の子でした…あと予告で言われてるようなSNS女子!みたいなのはほとんどなく、というか予告でのあのセリフくらいしかなく。彼女もまたバックボーンが見えないので、ただの恋愛体質な女の子、という記号的な存在でしかありませんでした。


というように、キャラの描き方が粗雑で奥行きのない感じになってしまいました。主要キャラももっとできたし、それ以外のキャラはなんだったんだ…という存在感のなさ。


そう、この記事のキャスト欄のように(ドヤァ)!!


写真の大きさは作中での注目度深掘りどを表しているつもりです。写真がないのはもはやちょっともう蛇足レベルではという方々です。それからキャが渋滞してる三人は一箇所にまとめて写真は一番好きな山田裕貴くんにしました。あと山田裕貴くんと池田エライザさんはもう高校生に見えないし、そもそも高校生に見せようという格好ではなかったので、人妻と不倫する実業家と、ヤリマンのお姉さんの時の画像にしました。




残念ポイント3:圧倒的既視感の高校生活の数々


最後になりますが、いわゆる「青春映画」と言われるものの中で半ばお約束的に出てくるイベントごとたちがこの映画でもたくさんあるんですが、その描写がいちいち既視感たっぷりのどこかで見たことあるものになっていました。


文化祭、夏休み、バレンタインデー、クリスマス、卒業式…と行ったように、各イベント毎にストーリーが進んでいくので、逆にいうと、登場人物たちが主体的に動くシーンが少ないように感じました。イベントの描写もあるあるな感じなので、もっと人を動かして話を動かしてほしかったなと思いました。





さて、結構グダグダと長いこと書いてしまいましたが、ここからは良かったところを書いていこうかと思います!もちろんありました良かったところ!



良かったポイント1:西野カナと映画のマッチング

予告編にも何曲か出てきました西野カナの楽曲ですが、この楽曲がこの映画にとてもよくあっているなと感じました。誰しも聞いたことがあるような定番曲から新曲まで、割と多めに使われていました。なんだろう、現代っぽさが出るのかな?


ていうか!その予告編がだいぶいいと思ってまして!!!


この予告が劇場で流れてるの見て、「これは絶対行こう!」と思った僕。それだけに期待値も高かったんですよね〜。よくないですか?孤独を抱える高校生たちが、仲間を見つけていくっていうストーリーに、菅田将暉と土屋太鳳っていうい豪華な顔ぶれを揃えて。楽曲は西野カナでこれもまたバッチリあっているし。完全に好みだと感じました!これは金落とすなと感じました!チクショウ!本当によくできてる。



菅田将暉×土屋太鳳『となりの怪物くん』予告編


そう、『作品紹介』内の、予告編の見出しをデカく強調してしまいたくなるほどに!




良かったポイント2:やっぱり豪華俳優陣!



これ見たらわかると思うんですが、やっぱり俳優陣が豪華ですよね。主演の二人はもう今をときめくという形容詞がぴったりくる感じだし、そのほかの俳優さんもイエメンtp美女ばっかりでもう目の保養が止まりません!


そして演技の見せどころが多い主役の二人は、感情が高ぶるシーンも多く、その点の演技はやはり流石だなと。特に土屋太鳳さん。お母さんと電話するところとか、春が急にいなくなっちゃうところとか、泣くシーンが後半は結構あったんですが、それまでの真面目で無表情な感じから、急にボロボロと涙をこぼす様はびっくりしました。人間てこんなに急にボロボロ泣けるんだな、と思いました。


あとは山田裕貴くんがイケメンでしょう〜〜?あのクールな感じがすごくあってますよね。素直じゃないところとか。


さらには池田エライザさんがエロい。もうエロい役じゃないのにエロい。なんでだろう。やっぱ名前ってあるのかなと思いますね。本当にごめんなさいだけどもうエライザって名前がエ◯イザにしか見えない…。実際エロい役ばっかりな気がして、それもまたもちろん魅力ではありますが、これからの役所に期待ですね。


朝ドラの『まれ』も見ていたし、菅田将暉さんは大好きだし、山田裕貴さんもかっこいいし、、、みたいな感じで割と僕好みの役者さんがたくさん出ていたので、その点は満足できました。まあもうこんな話したら完全に個人的なことなんですけど。





最後に。


「なぜかワイヤーが出てくるのがマジでいらない不自然」とか、「春を財布扱いしてた奴が急に改心しすぎ」とか、「佐野岳は高校生には全く見えないし途中から存在感が消えてる」とか、もう言いたいことが実はいくらでもあるんですが、この辺りにします!


これまで、『ちはやふるー結びー』そして『ミスミソウ』と、漫画原作の実写映画の完成度がひっっっじょうに高くなっておりまして、もう個人的な今年のベストにいくつ食い込んでくるんだろうという勢いでして、それだけに今回はちょっと残念だったと思います。


もっとできたし、こんだけいい役者さんを揃えたんだからもっといい映画にできたかなというのが正直な感想です。何しろ菅田将暉・山田裕貴コンビは『あゝ、荒野』で共演しているコンビでもあるのですから。邦画の力はこんなものではないはず!!!知らないけど。


さてこの月川監督ですが、最新作『センセイ君主』が控えております!青春映画若者向け映画は彼の専売特許になってしまうのでしょうか!?だとしたら今度こそ竹内涼真を使いこなしてくださいね!!!!



以上です!



最後まで読んでいただいてありがとうございました!!!