【ネタバレあり!感想とあらすじ】映画『ジャスティスリーグ』 詰め込みよったなぁDC。あの男も帰ってくるよ!
きたああああああ!!!!
『ジャスティスリーグ』!!!!!!
今回はなぜか気合い入っちゃって、24時30分からのDOLBY-ATMOS・字幕版を新宿tohoで見てきました。この夜中なのにほぼ最速上映とあってお客さんは結構入ってる。しかも明らかにガチな人たちで、ちょっと緊張しました。
ということでこれ書いてる今も深夜の4時くらいです。深夜テンションですがおつきあいください。
それと、今作とは内容的に100パーセント関係ない、超格差コラボアニメーション映画のこちらも合わせてどうぞ。
今回ですが、超重大ネタバレの含みをもたせた表現が多発しています。ご注意ください。
作品情報
予告編
JUSTICE LEAGUE - Official Trailer 1
とりあえずこれが本予告。一番長いやつですね。
うん。かっこよい。
映画『ジャスティス・リーグ』ヒーロー求人動画【HD】2017年11月23日(祝・木)公開
それからこんなちょっとおふざけ予告も公開されました。
この辺り、これまでのDCとは違うなっていうか、暗いあの路線が改変されてるのがなんとなく伝わります。
スタッフ、キャスト
監督:ザック・スナイダー
強調しすぎとも思えるほどの陰影の強調。グリーンバック撮影でのCG多様の映像。それが合間って、超絶重厚感の映像の連発です。『300』とか、どのシーンとっても「あ、この監督ね〜」となる感じのクセの強い映像をとります。
DCでは『マンオブスティール』、『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』に引き続き監督を務めます。
脚本:ジョス・ウェドン
なんとこれまでマーベルシリーズで活躍してきた監督。『アベンジャーズ』シリーズの監督をしておりました。今回満を辞してDCに参戦します。これまでのDCにどう入り、どう変えていくのでしょう!?
バットマン:ベン・アフレック
最新兵器を次々と操る資産家。超人スカウトを仕切るヒーロー。
ワンダーウーマン:ガル・ガドット
愛と正義に溢れる美女戦士。裏からチームをまとめるプリンセス。
アクアマン:ジェイソン・モモア
プライド高き海洋生物の王。チーム一の武闘派。
フラッシュ:エズラ・ミラー
時空を超える世界最速の男。ヒーロー未経験の愛され系オタク
サイボーグ:レイ・フィッシャー
世界中のデータにアクセスできる、人間デジタルデバイス。
それでは感想いって見ましょう!!!
詰め込みよったなぁDC。
不安。幻滅。それでもかっこいいヒーロー映画!!!
あの男の復活の興奮と不安と不満。
まずはとりあえずあらすじを。
舞台はスーパーマン亡き後の地球。人類はその圧倒的存在の欠落に失望していました。
そんななか、自らの過失を償うように、バットマンはスーパーマンの不在を補うべくスーパーヒーローのスカウトに乗り出します。
レックスルーサーのファイルから探し出した四人のうち、ワンダーウーマンを除いた三人を探す旅へ。
というわけでまずはフラッシュが即参加。友達が欲しかったとかいって、こんなケツアゴおじさんでいいのかい少年よ。
時を同じくして、銀河の果てから訪れたステッペンウルフ。なんかめっちゃ強そう!!!あとビジュアルが別次元のアメコミのあの紫のラスボスに似ているぞ!!とか言わない!!(下画像参照)
youは何しにこの星へ?というところですけども、世界に存在する三つのマザーストーンを集めるためです。
はい。出ました。『マザーストーンって何?』
ええとね、、、まあざっくりいうと、マーベルにおけるインフィニティストーンだ!うん。世界に三つ存在していて、それらを集めると無限の力を得られるっていう。
てこれまんまインフィニティストーンじゃね!!!
まあいいや。で、どこにあるかと言いますと、
一つ目はアマゾン族のいるパラダイス島。最強女戦士の島で、ワンダーウーマンの地元。これなんかワンピースにもおんなじような設定なかったっけ?とか言わない!!
で、もう一個がアトランティスと呼ばれるところ。言わずと知れた失われた大陸ですね。これはアクアマンの地元。アクアマンはどうやらここの王子だから水の力を使えるみたいですね。大した説明とかないけど。
で、そのめちゃ強そうで、アベンジャーズのラスボスっぽさすら醸し出してるステッペンウルフ様ですが、めちゃ強いので前半であっさりとその二つのマザーストーンをゲットしてしまいます。
まじか!!意外とあっさり!大丈夫か人類!!
で、それを知ったワンダーウーマンなんだけど、いよいよこれはやばいってことになりまして、バットマンとジャスティスリーグの結成を急ぎます。
最初は渋っていたアクアマンも、アトランティスのマザーストーンがなくなっちゃって参参加することに。これで四人だ!
あ、で、もう一個はどこにあるんだマザーストーン!?ってことなんですけれども、人間界になるんですね。意外と近場に。
バットマン、ワンダーウーマン、フラッシュ、アクアマンの四人は、じゃあ人間界のマザーストーン探さんと!!ってなります。とそこへ!
あるよ。
とばかりに空からサイボーグが降りてきます。
あるんかいぃ。 だったらさいっしょっから出せぃ。
というのも、サイボーグは天才的IQとアメフト選手の代表という並外れたポテンシャルの持ち主でしたが、爆発事故のせいで体のほとんどがどっかいっちゃって、それをどうにかしようとした親父のせいで身体中機械だらけのサイボーグになっちゃったと。
その親父が再生に使ったのが何を隠そうマザーストーン!
というわけで昔から持ってたんですね。
でもマザーストーンが強力すぎて、自分でも自分の体がどうなっちゃってるのかがよくわかんない!っていうちょっとサイコな状態になっているサイボーグ。かわいそうっす。
で、ここでジャスティスリーグの五人が揃うわけですね〜〜〜😎
二つのマザーストーンを奪われてしまってどうしようか、となるんだけど、そこでバットマンが出した提案が、、、、
、、、、、これいっちゃっていいのか?、、、いいか。、、いやまずいかな?
めちゃくちゃなネタバレなんだけど、、、、まあいっか。
、、、、、、あの男の復活なんすよ!!!!
そう、あの男。
なんだか知らないけど、あの男の死体とマザーストーンを融合させることによって復活できる!みたいな!
「いやいやそんなわけ(笑)」とか思ってたらサイボーグも、「それあり。」みたいな。まじかぃ。
でこれが意外とあっさりできちゃうっていう。笑
まじかぃ。 もうなんでもありかいぃ。
この前死んだのにもう復活とかしちゃうんかいぃ。ドラゴンボール並みに死の重みのなさ。
ていうかだったらなんでこの前死んだりとかしちゃうんかいぃ。 死んじゃいました詐欺かいぃ。
あとそれいったら前回の最後の最後のあのカタルシスありげな土が浮き上がるカット全く意味ないやないかいぃ。 伏線どうなっとるんかいぃ。
ていうかこの男復活したらただでさえ現状めっちゃ影薄いバットマン出番無くならんか????パンピーのボンボンの出る幕なくない!?!?!?
でもって笑っちゃうんだけどあっさり成功しちゃうっていう。そんなんでいいんか鉄の男よ!お前の命そんなもんかよ!
とかいって復活したらしたで元サヤとハネムーンかいぃ。 まずは敵をたおせぇ。
とかいってる間にすげえあっさりマザーストーン奪われとるやないかいぃ。
しっかりせえジャスティスリーグぅ。 アベンジャーズはもっとちゃんと管理してたぞいぃ。
というわけで三つのマザーストーンを割とあっさり集めちゃったステッペンウルフ。無限の力を割と簡単に手に入れちゃいます。いいのかこれで。世界、大丈夫なのかい?
ピンチに陥ってから「そいつはやばい!」つっていよいよ乗り出すジャスティスリーグ。遅いぃ。
ていうかあの男はいつまでハネムーンかいぃ。
チュッチュするな昔のうちの前でぇ。
そして母親との奇跡の再会すなぁ。まず敵倒せぇ。
一方でステッペンウルフ。無限の力が手に入ったはずなのになぜかちっちゃな町を荒らしてる程度。対して力を発揮していません。あれれ???
そんな中突入するジャスティスリーグ!いよいよ戦いの始まりだ!!!!
集結したジャスティスリーグと無敵のはずのステッペンウルフ。その決着やいかに!?
そしていつまでいちゃついとるあの男ぉ
はよ出てこいぃ!!!
で、あとはまあご想像の通り。いやだってアメコミだし。
こんな感じです。
これまでの説明不足と溢れ出す情報量
で、感想はどうだったのかってところですよね〜
ぶっちゃけいうと、DCEUのこれまでの作品、特に『マンオブスティール』と『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生(以下バットマンvs)』は見てないとムッチャ意味わからんだと思います。
そもそも、『マンオブスティール』から見てるていで話進んでくし、冒頭から「スーパーマン死んじゃったね〜、、、」みたいなテンションだけど、『バットマンvs』見てない人からしたら「いやなんのこと????」てなるはずっす。
だから予習は絶対に必要!!!まあ派手なCGだけみれればいいっていうなら不必要だけど。それじゃあつまんないしね〜。
ちょっとまた『DC復習記事』作りますね。
ざっくりこれまでを復習すると、『マンオブスティール』では宇宙からやってきたスーパーマンと、その宿敵ゾット将軍の戦いが見られました。その際にゾット将軍が地球に乗り付けた宇宙船が、まだ残ってるって話なんですよね〜。
で、『バットマンvs』では、ゾッと将軍との戦いで甚大な被害をもたらしたスーパーマンをどのように扱うべきなのか、神なのか居候してる宇宙人なのか、っていうところでバットマンとスーパーマンが中途半端に対立して、中途半端なまんまマザコン映画と化し、様々な批判を食らっていたはず、、、w
そう、そのバットマンとスーパーマンの戦いの果て、途中乱入したドゥームズデイというバケモン(レックスルーサーというキチガイ起業家によって世に放たれたクリプトン星の化け物)を倒すために、スーパーマンはいわば殉職する、という衝撃の(?)ラストでした。
で、今作。
ってこの流れがわかってないと本当にわけがわからない。初めましての人はかわいそうです。完全に置いてけぼり。お客さんとして皆していないというか、「いやこれまでの見てないのに今作から入るつもりっすか?」な作りになっている。
ちなみに競合他社のマーベルはというと、一個一個の作品でも一応話が完結していて十分楽しめる作りになっていると思っています。まあ最近はちょっと難しいかもだけど。そういうところがスタンスの違いなのかな〜。知ってる人だけのユニバースになっている気がしてちょっと不服です。
だから2回目だけど『DC復習記事』作りますね。
で、作品単体ではどうだったかと言いますと。
前半はもうあっち行ったりこっち行ったりの飛び飛びですわ。観客も大変。
なんたって登場キャラが多すぎて、いちいち説明しないとなんですねこれ。だってこれまでにちゃんと登場しててキャラクターもわかってるのって、『バットマンvs』に出てたバットマンでしょ、それから単独映画が大大成功したワンダーウーマンでしょ、それから強いていうならあの男くらい。それ以外は初めましてだし、どんな特性なのか、できればキャラクターお特徴(性格とか)とそれまでの出自も知っておきたいところ。
でもそれがフラッシュ、アクアマン、サイボーグとメインキャラ立て続けに出てくるし、ちゃんと戦わせて見せ場も作らないけないし、かと行ってすぐ合流しちゃったら面白くもないし、、、という感じで八方塞がりなんですわ。
この作品、そのキャラクター説明からの見せ場、戦闘シーンってところにほとんどの時間を費やしちゃってるもんだから、話の内容としてはそりゃ深みはない。ていうか、見てる方はとめどなく流れてくる情報量についていくので必死です。
ただ、それにしてはそれぞれのキャラクターがしっかり描けていて、これまで出てきたメンバーもより人間らしくいろんな面が見れたってところでは面白みはあったかもしれません。
特にフラッシュ!
可愛いんだこいつ。この俳優さんの顔も手伝って、初々しい少年の感じがすげえよく出てる。虫が苦手だったり、友達が少ないから頑張ってサイボーグと打ち解けようとしたり(これが最後どうなってるかってことっすね😎)、とにかくバットマンとかスーパーマン見たいな超戦闘体制な人間じゃなくって、「こんな怖いところ初めてだよ怖いよ〜」って感じがすごい可愛いし、面白い。フラッシュはちょっと推しですね。
あとはアクアマンも、ワンダーウーマンの鞭で本音を吐き出しちゃうとことか、お茶目だし。バットマンも「こいつ骨とか折れないの?」見たいなダメージを食らったところで、「ああ、、、腰いた、、、」みたいな普通のリアクションをしてみたりと面白要素、チャーミング要素(と私は呼ぶことにする)が見れて面白かったです。
とはいえまあ詰め込んだな〜というところ。早く単独映画見たいですね。
で、あとはバットマンについて。
個人的にはクリストファーノーランの三部作がどハマりしてたので、カッコよくしてもらいたいんだけど、この超人たちの中で完全に埋もれちゃってるよ!!!しかもコスチュームだいぶダサいし。なんか爬虫類見たじゃないっすかこれ、、、もっとシュッとしてバキッとして欲しいんだよ〜〜〜
しかも戦闘になると、雑魚キャラにも手こずってる始末。ワンダーウーマンとか他のメンバーがステッペンウルフに対抗している最中、こいつ銃で雑魚キャラ撃ち落としてましたよ!いやそこはいけやダークナイト!!
もうなんか、ヒーローとしてはバットマンが強いとかってよりは、アルフレッドがすげえ発明家って感じだもんな〜結局メカだよりだし、なんかあるとすぐアルフレッド!って。労基法に引っかかるよアルフレッド。
ていう不満点と、一方ではあの男の復活からは完全にあいつの独壇場でしたね〜。なんじゃそりゃ!それでええんかぁ。
アベンジャーズだったらラスボスっぽい今回の敵キャラも、あの男に吹っ飛ばされてたし。ジャスティスリーグ総がかりでも止められてなかったし。最後にあの男止めたのあの女だし。
う〜ん。なんかな〜転校生がいきなりクラスの主導権握っちゃってそれまでのクラスの雰囲気変えちゃったみたいなもやもやを感じますね。
これからのジャスティスリーグがどうなるのか気になるところです。
まあなんだかんだ言ってかっこいいんだ。
とか言って、結局こんなに必死こいて夜中の5時とかにパソコンカタカタしてるのはなんでかって言ったら、不満だったからじゃなくて結局かっこよかったからなんですよね笑笑
あの男はさておいて、ジャスティスリーグで敵の本拠地に乗り込むところ、ロケットみたいなのから五人が並んでおりてくるところ、あそこがマジでかっこよさのピークっすね。やっぱり強そうな奴らがビシッと並んでんのかっこいいんだこれ。マジで。
しかもそこまでヒーローが乱発してないということもあって、一人一人の尺が長い。つまり戦闘シーンがちゃんと見られる。アクアマンとかの暴れっぷりとか見ていて爽快です。
ワンダーウーマンもちゃんと強いし、バットマンもなんだかんだ言ってメカかっこいいし、サイボーグもやっぱり腕からミサイル飛ばしたりするのかっこいい。あの男はちょっと強さがシンプルすぎてあんまり。フラッシュは基本高速移動するところがスローだからかっこよさはそこまで際立たないけど、その分笑わせてくれて楽しい存在としていますね。
というキャラの立った戦い方がどうしてもかっこいいんです!それはもうヒーロー映画の、アメコミ映画の宿命とでも言えるような。
あとはこれからの流れでどれだけそれぞれの魅力がパワーアップしてくるのか楽しみですね。これからも続くんだったらこのままだと飽きちゃうかも。これからに期待です。
それからかっこいいといえば主題歌!!!
Gary Clark Jr - Come Together (Official Music Video) [From The Justice League Movie Soundtrack]
これよ。エンドロールで流れるこれ。この重低音よ。
これが最高にかっこよくて、バットマンのちょっと微妙なコスチュームとか忘れさせてくれます。
終わりよければすべてよしって嫌いじゃないけど、エンドロールで何が流れるかってやっぱ大事だなあ〜と思いながらウキウキしちゃいました!笑
あとはさすが超大作ってだけあってCGは文句のつけようがないし、スケールもバカでかい!!爽快感は間違いないと思われます。
これまでのシリーズの重たい映像も今回は抑えめ、脚本も軽めに楽しめるものになってます。だから前の二作(『マンオブスティール』『バットマンvs』)みて「空気感がちょっと、、、」って人は心配ございません!
あとは、、、
そうだそうそう!気になるこれからの伏線ですが、『バットマンvs』で大暗躍したあのキチガイが今作も暴れんのかと思いきや、今回はエンドロール後のみの出演。しかしこれからの波乱を持ってきそうな予感がします。ジャスティスリーグの次は何リーグなんだろう?
この男。
それからキチガイ男と接触したマスクの男、調べたらデスストロークっていうらしい、、、、主にバットマンの敵ってことらしいですね。なんか前の方で見ていた男の子たちが詳しいらしくって色々言ってて、「あ、俺も勉強せんとや」と思いました。
あとはアルフレッドから「ペンギン」の名前が出てきたんで、これはもしかしてバットマンの単独映画「ザ・バットマン」で出てくるのかな?何かの伏線っぽいですね。
こんなとこでしょうか。
最後に
まあ色々と不満点はあります。ツッコミどころもあります。
バットマンな〜もうちっとかっこよく強くなってくれへんやろか。。。好きなのに〜〜!!!
あとはあの男の独壇場何とかして欲しい。ぶっちゃけ「困らせてキチガイ男!」って思っちゃいました笑
何はともあれ、これまでの長・超シリアス路線から脱却したことが本格的にわかったDCEU。これからの動きが気になります!!!
というわけで、今日はこんなところです。
深夜テンションでしたがお付き合い頂いてありがとうございました!
盛大なネタバレがこれ。
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